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コーヒーに関する本をいくつか読んでいるうちに、フライパンで焙煎できるということを知りました。
ただ
ニオイがすごい(服につく、部屋に充満する)
ガスコンロがいい
とかのアドバイスが目立つ中
IHでできるのか?
マンションでもニオイは大丈夫なのか?
初めてでも大丈夫なのか?
人柱的に実践してみた様子をレポートします。
使った生豆
今回購入した豆はこちら
生豆って普通にAmazonとか楽天とかで売ってますね。
いろんな種類があって迷いましたが
豆の違いがあるのかを試してみたい
失敗しても大丈夫な量が欲しい
と思ってこれにしました。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/パッケージ-300x225.jpg)
大体の商品がこんな感じでジップロックに入ってるんですかね。
今回はこの中でブラジルを選びました。
深煎りが向いてる豆なので、失敗して焦げてもまだマシかなと。。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/ブラジル-224x300.jpg)
ハンドピックしてみる
まずは見よう見まねでハンドピックしてみますが
弾く基準がわからない。
何かの本で読みましたが、時間がもったいないので、迷うくらいなら弾く
を思い出し、テキパキと
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/ハンドピック-224x300.jpg)
それでも20〜30分かかりましたかね。
結果、50gくらい減りました。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/ハンドピック前-224x300.jpg)
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/ハンドピック後-224x300.jpg)
いざ焙煎
250gのうち100g焙煎してみます。
最低これくらいが豆同士保温しあって、焙煎がうまく進む説があるらしい。
焙煎する前に洗ったら焼きムラが抑制されたり、チリ・ホコリが取れるとかあったので洗ってみる
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/水洗い-224x300.jpg)
IHで普通の年季の入ったフライパンです。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/フライパン-224x300.jpg)
ちなみに今回、どれくらいの経過時間でどれくらいの色合い、焙煎度合いであるべきなのか
こちらの本を参考にしました。
これをKindleで開きながら、目安にして焙煎開始。
10秒ほど加熱して投入、蒸らし工程に入ります。
チャフという豆の皮・カスの飛び散り防止
ニオイ防止
IHの火力不足補完
を目的として蓋をして焙煎します。
3秒置いて、4~5回時計周りか反時計回りに回す
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/0分-224x300.jpg)
2分経過。水分が出てます。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/2分-224x300.jpg)
5分経ったら水蒸気がほとんど出なくなってきました。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/5分-224x300.jpg)
6分で黄色づいてます。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/6分-224x300.jpg)
7分で色が濃くなってきて、豆の温度が十分に上がったのか
(飛び出た豆を拾ったら火傷しそうなくらい熱い)
ここから一気に色づきが進行していきます。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/7分-224x300.jpg)
ちょうど10分で1ハゼが来ました。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/10分-224x300.jpg)
その後1~2分経っても2ハゼ目の気配がないので火力調整しつつ
13分頃に来たので焙り止め。
このタイミングは中煎り〜深煎りとなるようです。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/13分-224x300.jpg)
冷却
焙り止めしたらすかさずザルに投入し、チャフを落としつつ団扇で仰ぐ
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/冷却-224x300.jpg)
なかなか冷めないのでお皿に移すして団扇で仰ぐ。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/良豆_俯瞰-224x300.jpg)
冷やさないと予熱で焙煎が進むらしい。
多分素人には差がわからんと思いますが。
初めての焙煎だったので、実はハンドピックで弾いた悪い豆50gで練習してました。
それとの比較
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/比較-300x225.jpg)
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/良豆-300x225.jpg)
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/悪豆-300x225.jpg)
少ない方が悪い方。
うーん、基準が厳しすぎたのか、違いがわからんです。
でも初めての割に、焼きムラが少ないと思いませんかね。
洗った効果かもしれません。
焙煎したてを飲んでみた
とりあえず3日寝かしたものがうまいらしいので、そのレビューは後日別記事としますが
逆に焙煎したてはまずいのか、飲んでみます。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/中挽-224x300.jpg)
やや伝わりづらいですが、挽いてみると想像してたより明るい色でした。
![](https://tk-blog01.com/wp-content/uploads/2024/10/コーヒー-224x300.jpg)
口に入れた瞬間、酸味を感じますが、スーッと消えていきます。
そのあとは芋っぽいです。
苦味やコクはあまり感じません。
後味として芋っぽさのほか、舌にまとわりつくような渋みが残ります。
おいしくないです。
5日後飲んでみた
3日寝かした方がうまいということでしたが
3~4日目はちょっと時間がなかったので、5日後に飲んでみました。
飲んだ瞬間、強い酸味が来てスーッと消えるのは変わらず。
苦味がないのも変わらないのですが
香ばしさが広がって、芋っぽさや渋みを全く感じません。
ただ飲み進めていくと喉がイガイガというか、引っ掛かる感じ
香ばしさを通り越して焦げっぽい味が口の中に残る印象。
結果
うまい
とは言えない出来となりました。
ただ全然飲めるレベルなので、初回としては合格。
鍛錬続けていこうと思います。
ちなみにハンドピックで弾いた豆だけで淹れたものも飲んでみましたが
後味のえぐみがすごいです。
見よう見まねハンドピックであっても、ハンドピックの必要性を体験しました。
まとめ
- IHでも問題ない(振る時はコンロから浮かせて、コンロを傷つけないように注意)
- 蓋をして換気扇を強にすればニオイは大丈夫(服にも付かなかった)
- 初めてでも目安にする本や記事を参考にすればなんとかなる
IHのマンションでもフライパン焙煎はできる
妻にニオイの文句言われたらロースター導入しようかと思ってましたが
しばらくはフライパン焙煎を続けてみたいと思います。
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